ベツレヘムの分離壁とバンクシーアートを見た後は聖誕教会へいきました。
前回の記事はこちら
【イスラエル一人旅③】ベツレヘム:分離壁には心打たれるアートがたくさん
エルサレムからベツレヘムへの行き方
旧市街のダマスカス門の前にあるバスターミナルから、ベツレヘム行きのバスが出ています。
分離壁を見たい場合は231番のバス、先に生誕教会へ行きたい場合は234番のバスに乗りましょう。
片道6.8シェケル(約200円)で30分ほど走ると、あっという間にベツレヘムに到着です。
パレスチナへ入る際には検問所を通る必要があり、パスポートと入国カードをチェックされるので忘れずに持っていきましょう。
聖誕教会に到着
聖誕教会は街の中心地のメンジャー広場から歩いてすぐです。
世界最古の教会のひとつ、数多くの信者が訪れる聖地中の聖地に来れました!
「謙虚のドア(The Door of the Humanity)」 と呼ばれる入口から入ります。
その名のとおり謙虚なサイズ感です。
中は一部工事中でした。
聖堂やイエスが生まれた穴を見るには、何やら長い列に並ばないといけないらしい。
そこにおじさんが話しかけてきました。
「僕についてくればこの長い列に並ばずに入れるよ。1人50シェケル(約1500円)だよ。どうだい?」
どうやら首に下げているストラップは公式ガイドであるということを示しているよう。
私たちはあまり考える時間もかからず「イエス、プリーズ」と時間をお金で買うのでした。
ガイドが同行すると、一般客の列をどんどんかいくぐっていき、祭壇の真ん前まで並ばずに行くことができました。なんだかV.I.Pの気分です。
祭壇の横には「聖誕の洞窟(The Grotto of the Nativity)」へ続く階段がありました。イエスが生まれた場所といわれています。
ここ数年体験していないレベルのおしくらまんじゅう状態。
大工のヨセフと聖母マリアがベツレヘムを訪れた時、泊まる場所が見つからず、やむを得ず宿泊場所に選んだといわれている家畜小屋の洞窟です。
ここで陣痛がはじまり、イエス・キリストが生まれました。
ここには1717年にフランスから献上された、シルバーの十四芒星が埋め込まれています。
十四芒星の14つのポイントは、アブラハム・アダム・ダビデ王、バビロン捕囚、そしてイエス誕生までの世代の数を示しているんだとか。
「HIC DE VIRGINE MARIA JESUS CHRISTUS NATUS EST」
ラテン語で「ここでイエス・キリストは聖母マリアから生まれた」と記されています。
3つのキリスト教宗派の対立
聖誕教会は、カトリック・ギリシャ正教会・アルメニア使途教会の3つのキリスト教宗派によって管理されており、それぞれ管理している場所が異なります。
毎年大晦日には合同の教会内大掃除が行われるらしいのですが、たとえば床と天井が別々の宗派の管理だったりするため、「自分たちの区画に入った」「入ってない」とかで、聖職者たちの大げんかが起こり警察が出動することもしばしばあるそうです(^^;)
[clink url=”http://www.afpbb.com/articles/-/2330760?pid=”]脚立の置き場所を巡って乱闘って・・小学生か。
こういったいざこざが起きるため、鍵はムスリムが管理しているとか。
聖誕教会 基本DATA
The Church of the Nativity (聖誕教会)
住所:Manger sq.
開館:5:00-20:00(冬季~18:00)
入場料:無料
イスラエルへの渡航準備
イスラエルへの渡航準備に必要な情報をまとめました。参考になれば幸いです♪
ガイドブック編
見知らぬ国へいくのに1冊は持っていきたいガイドブック。以下でおすすめの2冊をご紹介します。
地球の歩き方
朗報です。ついに2019-2020年版が出ました!(笑)私がイスラエルへ渡航したとき(2018年4月)には2015年版までしか出ていなかったので、皆さんが書いたブログをたよりに地道に調べましたが、地球の歩き方があれば情報収集は楽になりますね。
すごいぞ!イスラエル
イスラエルに旅行したとき唯一持っていった本が、みなみ ななみさん著の「すごいぞ!イスラエル」です。イスラエルの基本的な文化から生活スタイル、「なんでそうなの?!」というツッコミどころ満載なイスラエリ(イスラエル人)を、イラストを混じえておもしろおかしく書いています。イスラエルという国民性を広く浅く理解するならこちらの本がおすすめ。
現地ツアー編
イスラエルの現地ツアーは見つけにくいのですが、VELTRAでは日本語ガイドが予約できます。以下のようなツアーがあるので、滞在日数や予算にあわせてチェックしてみてください。
- エルサレム旧市街とオリーブ山徒歩観光プライベートツアー<日本語ガイド>
- 世界遺産・マサダ要塞+エン・ゲディ国立公園ハイキング+死海で浮遊体験 1日観光ツアー<英語ガイド/テルアビブ or エルサレム発>
- 活気あるスークに教会の鐘が鳴り響く町 ベツレヘム半日観光プライベートツアー<日本語ガイド>
- 世界遺産 エルサレム旧市街+ベツレヘム+カスル・エル・ヤフド+死海浮遊体験 1日観光ツアー<英語ドライバー/テルアビブ or エルサレム発>
宿泊編
ホテルの予約は早ければ早いほど、良い部屋がとれたり、安くなったりします。物価が高いイスラエルで、安くて評判がいいホステルStay Inn Hostelのレビューを書いたので参考にしてみてください。
【宿レポ】エルサレムのゲストハウス「ステイインホステル(Stay Inn Hostel)」宿泊体験記
そのほかイスラエルおすすめホテル!
エルサレム
・マミーラホテル(建築家ピエロ・リによるデザイン)
・キング デイビッド ホテル(エルサレムで最も有名な豪華ホテル)
・ザ ポスト ホステル(立地最高のモダンなホステル)
テルアビブ
・セントラルホテル(ヤッフォ中心部の格安ホテル)
・サン シティ ホテル(バルコニーから街がみられる部屋あり)
・ダビデ インターコンチネンタル(高級ホテル)
・ヒルトン テルアビブ(高級ホテル)
アクセス編
イスラエルの玄関口「ベン・グリオン空港」はテルアビブ市内にありますが、テルアビブを経由せずエルサレムまで直接行くことができます。以下でエルサレムへのアクセス方法(バス・タクシー・シェルート)を紹介してるので、参考にしてください。
イスラエルのベングリオン空港からエルサレムへの移動手段はシェルートがおすすめ!