サウナの起源は2000年前以上にもさかのぼり、フィンランド文化においてとても大切な要素とされています。
なんとフィンランドにあるサウナの数は人口約540万人に対し200~300万個といわれているほど。
自宅にもサウナを設置している家庭が多く、国民にとってはサウナが日常の一つであり、なくてはならないものです。
以下では2017年の年末年始に友人とフィンランドへ行った際の、本場のサウナを体験レポートをお送りしたいと思います!
日本にある健康ランドのようななものではなく、人々のコミュニケーションが多く見られて暖かな雰囲気なのが印象的でした。
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目次
ヘルシンキの都市型サウナ「KulttuuriSauna(クルットゥーリサウナ)」
フィンランドといえばおしゃれなデザインで有名ですが、最近は、共同体の重要性に着目した、コミュニケーションを促すようなデザインのサウナが増えているとか。
今回筆者が行ったのはヘルシンキの中心地からすぐの「KulttuuriSauna」。
日本人デザイナーとフィンランド人の建築家の夫婦が設計したサウナです。
ヘルシンキのサウナ「KulttuuriSauna」に実際に行ってみた
場所はヘルシンキ中心地から地下鉄に乗り、Hakaniemenから歩いて10分ほどの海沿いにあります。
「SAUNA」と書かれたネオンの看板が目印です。
まずは受付で入場料15€とタオルのレンタル料5€を支払います。
時間は無制限、水飲み放題です。
サウナではたくさん汗をかくため、脱水症状にならないようマグカップを渡されます。
ちなみに水分補給はサウナに入った後だけではなく、サウナに入る前にもしっかり水分補給をすることが大事らしいです。
みんな自分のマグカップを棚に置いていてやけにおしゃれに見える。
さっそく脱衣所へいって分厚い衣服を脱ぎ捨てます。
念のためサウナで着る用のブラトップと水着の下をヘルシンキ市内のH&Mで買ってきたのですが、ここは男女別の部屋なのでみんな裸でした。
「だけどせっかく買ってきたし」ということで、買ったブラトップと水着の下を着ました。不慣れ丸出しですが気にしません!
サウナルームへ入った最初の感想は、「そこまで暑くないな」でした。
ですが、地元のおばちゃん勢がロウリュ(サウナストーンに水をかけること)をしまくるので、たまに息ができなくなるほど暑くなります。笑
若者にはつらいよ~~
汗をたっぷりかいたら外のテラスへ出て体を冷まします。テラスは芝生広場のようになっていて、眺めがよく開放感たっぷり。
ここではサウナに入ったあと海に飛び込むavantoができます。
海に飛び込んで体を冷ますというのはいかにもフィンランド式!日本では絶対にできませんね。
ただし忘れてはいけないのが、私がここへ行ったのは年末年始の極寒の冬。
いくらサウナで体が温まってても無理でしょ。とか思ってたら友人が入ってました。
やっぱりありえないくらい冷たいらしく、下半身でやっとのようでしたw
「冷たい~きゃ~」とか騒いでる私たちをよそにフィンランド人は平然と海へ飛び込み、すいすい泳いでいました。フィンランド人すごいです。
体がある程度冷えたなと思ったら、またサウナルームへ戻ります。これを2,3回繰り返して、歩き回って疲れた体がスッキリ軽くなりました(^o^)丿
終わったら日が暮れてたので、リビングスペースでしばし休憩。
壁の一角には焚火が備え付けてあり、ほっと一息してフィンランドのサウナ体験終了です。
フィンランド準備:ガイドブック編
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フィンランド準備:お土産編
北欧デザインは日本でもインテリアとして、アートとして人気のあるデザインなので、お土産もかわいいものがたくさんあります。
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