スロバキア

クラクフからスピシュスキー・ポドフラディエへ移動。LeoExpressが便利!

2019年GWの東欧旅行にて。

ポーランドのクラクフで「アウシュビッツ強制収容所」「ヴィエリチカ岩塩抗」を観光したあとに目指すのは、スロバキアのスピシュスキー・ポドフラディエという町。目的は、スピシュ城を見ることです!

しかしスロバキアへの陸路国境越えって、首都のブラチスラバ行きを除くと、インターネットになかなか情報が出てこなくって苦戦しました。

今回はクラクフからスピシュスキー・ポドフラディエへの移動について、私の体験談を載せておきます。参考になればうれしいです。

クラクフからスピシュスキー・ポドフラディエまでのルート

クラクフからスピシュスキー・ポドフラディエまでのルートは以下で行きました。

クラクフ → プレショフ → スピシュスキー・ポドフラディエ

スピシュスキー・ポドフラディエの近くまでバス(LEO Express)で行き、そこからはタクシーまたはローカルバスで向かうルートです。

レヴォチャやコシツェで1泊してから日帰りでスピシュ城を訪れる人が多いんですが、私はスピシュ城の夜のライトアップも見たかったので、クラクフからスピシュスキー・ポドフラディエまでその日のうちに到着するルートにしました。

クラクフからプレショフまでのバスはチェコの格安交通Leo Expressで予約。スケジュールは以下です。

12:10 クラクフ発 / 16:40 プレショフ着

Leo Expressで予約する

クラクフからプレショフへバス移動

Leo Expressから事前に乗り場の案内がメールで送られてくるので、それにしたがって向かいます。

クラクフ中央駅のバスターミナル方面出口から出ると、目の前に階段があります。Leo Expressのバス乗り場は階段を上がった2階にあります。

スーツケースの人はちょっと頑張りが必要。

バスターミナルにはいろんな方面へ行くバスが停車しており、見つけられるかなあ・・と思っていましたが、そんな心配は不要でした。めっちゃ目立つww

黒の車体に大きく「Leo」と書いてありました!!

出発の10分前にはバスがきていたので、バウチャーのプリントを見せてさっそく乗車して出発です。

クラクフを離れると一気にのどかな風景が広がります。のんびり読書をしながら車に揺られる時間をしばらく楽しむ。

はじめは満席でしたが、いくつかの停留所に止まって一人また一人とおりていき、プレショフへ着く頃には私をいれて2組だけ。

4時間半のドライブが終わり、ようやくプレショフにつきました。

なんもねえ。

プレショフからスピシュスキー・ポドフラディエへ移動

はい、なんもないです。ここでおろされてどうすればいいの私。

近くにバス停があるけど、スロバキア語でどこ行きのバスなのか読めない。

「スピシュスキー・ポドフラディエまでそんなに遠くないし、バス移動はあきらめてタクシーで向かうかな」と、走ってるタクシーに手をふってみるけど、頭を横にふって「NO」のジェスチャー。

なんで?(笑)3台も断られて心が折れかけました。

バスに乗れない。タクシーつかまらない。

この旅で一番のピンチ。

とりあえずGoogleマップで建物がたくさんある中心っぽい方向へ歩きます。

しばらく歩いていくと、ホテルが見えてきました。

「おこがましいけど、もしかしたらホテルのフロントの人にタクシーを呼んでもらえるのでは??」

ということで、ホテルのフロントのお姉さんにタクシーがつかまらないということと、タクシーを呼んでほしいことを伝えると、お姉さんは快くタクシーを手配してくれたのでした。助かった・・・

ということで、旅人っぽくローカルバスで移動なんてことはできず、タクシーで優雅にスピシュスキー・ポドフラディエまでいきました笑。

しめて40ユーロ(約5,000円) 泣笑。

いや、けど、スピシュスキー・ポドフラディエに無事到着できてよかった!!

プレショフからスピシュスキーまでのローカルバス情報が入手できずだったけど、タクシーを利用した場合には40ユーロかかることがわかりました。笑

グループで移動するならそんなに高くないですね。

スピシュスキー・ポドフラディエの宿

私が泊まったのは「ペンジオン セント マーティン」。修道院のような雰囲気がとっても素敵な宿でした♡

夜には宿の近くからライトアップされたスピシュ城。思ったより近くはなかったですが、肉眼でしっかりと見えたので◎

Penzion St. Martinを予約する

この旅行でチェコ、ポーランド、スロバキアを訪れましたが、レストランやホテルのスタッフが総じてめちゃくちゃ気さくで優しかったです。

東ヨーロッパは治安が悪いほうと言われているけど、そんなことを全然感じさせないほど、人のやさしさに触れた旅でした。

おわりに

今回の旅行は時間も限られていたので、やむなくタクシーを使ったりなど、一般的なバックパック旅行に使える情報ではなかったかもしれません。

私はスピシュ城のライトアップを見たかったので、今回のようなルートになったわけですが、時間に余裕がある、またはスピシュスキー・ポドフラディエに日帰りで行く場合には、ポプラトやコシツェなど比較的大きい都市に1泊するのもいいかもしれません。

今回私が利用したLeo Expressはクラクフ~ポプラト、コシツェ間を毎日約3本運行しているので、スケジュールにあわせて計画してみてくださいね。