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香港の新観光名所「大館」!歴史からアートまで必見6スポットを紹介。

香港の中環(セントラル)に、新しい観光名所「大館(ダーイグーン)」があるのはご存知でしょうか?大館は、旧警察本部や監獄を改装した、歴史とアートの複合施設。

警察の歴史を学んだり、実際に凶悪犯が収容されていた独房をのぞいたり、現代アートも楽しめる見どころ満載な「大館」の楽しみ方をご紹介します!

旧警察本部の歴史的遺産が満載!警察總部大樓

レンガ造りの建物は「大館」のシンボル

レンガ造りのどっしりかまえた建物「警察總部大樓(ギンチャジョンボゥタイラウ)」は、むかし警察本部として使われていたところ。170年以上の歴史をもつ建築物は見ごたえありです。

「中區警察歳月」では当時の警察の様子を知ることができるレプリカや写真がたくさんあります。

グランドフロアは、警官の昇進インタビューが行われた場所だそう。警官たちの緊張感が伝わってきます! ーH.C.Tong

大館についてのギャラリー營房大樓

警官や軍曹の宿泊施設として使われていた建物。 ーyu yatshing

1860年代前半の建物に、ビジターセンターやショップ、カフェが入っている「營房大樓(イェフォンタイラウ)」。むかしは警官や軍曹の宿泊施設として使われていたそうです。

アーチが美しい廊下

この中に入っている「探索大館故事」という展示スペースでは、大館の概要を知ることができます。

監獄に潜入!ライフ・イン・ヴィクトリア・プリズン

B.HALLが目印  ーH.C.Tong

敷地内に位置する「B倉」では、投獄された囚人たちの様子が映像で再現されています。

リアルな独房内!

また、実際に凶悪犯を収容していた独房も見学できます。当時の状態で保存されているのを見られるのはなかなか貴重。

囚人たちが日を数えている様子

現代アートが見られるJCコンテンポラリー

ひときわ目立つ建物は、世界的に有名な建築ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」の設計によるもの。

1500㎡の広さを誇る現代アートギャラリーは、無料で公開されています!

アートな階段 ーMarco Albuquerque

ここではアジアの芸術拠点として、年に6〜8回の企画展が開催されており、館内にはアート図書館やレストランも入っています。

劇場もある!JCキューブ

JCコンテンポラリーの隣にある ーIvan Lau

JCキューブは演劇やダンスパフォーマンスが鑑賞できる劇場。

週末は地下のプリズン・ヤードといわれる屋外スペースに面しているJCキューブの階段が、映画上映やイベントが行われる屋外シアターになります。屋外シアターのイベントは公式ホームページからチェックしましょう。

フォトスポットのプリズン・ヤード

壁画や彫刻などのパブリックアートが楽しめる中庭「プリズン・ヤード」はフォトジェニックな写真をとるのにぴったりな場所。

日本人アーティスト、KATO IZUMIさんの作品はいたるところで見られます
この中庭は不定期でライブ会場にも変身します。タイミングが合えばラッキー!

マストなスポットをおさえて効率よく回ろう

大館で必見の6つのスポットをご紹介しました。

おすすめの時間は、混みはじめる前の11:00〜から行くのがよいでしょう。また、隅々までしっかりと観光されたい場合は、最低2時間は見ておくといいと思います。

 大館
住所:10 Hollywood Rd, Central, 香港
営業時間:10:00〜23:00(施設ごとに異なる)
料金:大館への入場は無料。展示については要確認
交通:MTR中環D2出口より徒歩6分