海外での移動手段って毎回出てくる課題ですよね。タクシーが安かったり、電車が便利だったりと国によってさまざまです。
今回はイスラエル・テルアビブでの移動手段としておすすめの、サイクルシェア「Tel-O-Fun」をご紹介します。
テルアビブでの主な移動方法としてはバス、シェルート(乗合いバス)、タクシー、車、自転車、徒歩がありますが、テルアビブは非常にコンパクトな街なので、自転車で移動するのがおすすめです。
目次
24時間年中無休で利用できる「Tel-O-Fun(テルオーファン)」
テルアビブではいま、サイクルシェアの「Tel-O-Fun(テルオーファン)」が便利だと評判なので利用してみました!
Tel-O-Funは2011年に導入されてから、現在はテルアビブやヤッフォ周辺に170か所以上のステーションと約2,000台の自転車が設置されています。
利用者は24時間、借りたいときに近くのステーションで自転車を借り、必要なくなったら近くのステーションで返却することができます。
Tel-O-Funのステーションは市内のいたるところにあり、「どこで乗ってもどこで降りてもOK」と、細かく移動したい人にはぴったり。
ちなみにGoogleマップで「Tel-O-Fun」と検索すると、どこにあるのかすぐに探すことができます。
Tel-O-Funの料金
普通の自転車屋さんでママチャリを借りようとしたら、一日レンタル50シェケル(約1500円)と言われました。それに比べるとTel-O-Funの1日17シェケル(約500円)はとてもリーズナブル。
Tel-O-Funの料金
1日 :17シェケル(約500円)
1週間:70シェケル(約2000円)
年間 :280シェケル(約8000円)
※支払いはクレジットカード
ちなみにステーションに戻さないまま2時間以上経過すると、追加費用が発生するのでチョイ乗りして都度返却を繰り返すのがコツです。
Tel-O-Funの登録方法
利用方法は簡単で、街中のステーションに設置されている機械で登録ができます。英語表示が選べるのでご安心を。
1.クレジットカードを挿入する
2.メニューの説明が表示されるので確認したあと「Continue」を押す
このあとに「30分以上乗ると追加料金が発生します」というメッセージが表示されるので、ここはとりあえず「Yes,Continue」を押して進みましょう。
3.電話番号を入力する
4.レンタルプランと台数を選択する
街中の端末機械ではデイリーとウィークリーが選べます。レンタルする台数も選択して次の画面へ進むと、利用規約の画面が出ますので「Approve」(承諾)を押しましょう。下の画面が出たら成功です!
Tel-O-Funの利用方法
クレジットカードを機械に挿入すると、今空いている自転車が表示されるので、使いたい自転車の番号を選択します。
このとき、念のためタイヤがパンクしていないか、サドルの調整がきくかなどチェックしてから選びましょう!
地球の歩き方には使用する自転車を選んだらチェーンを外すと書いてあったんですが、情報が古かったようで、いまはロックの方法が変わっていました。
\自転車を手前に引くとロックが外れます/
けっこう思いっきり引くと外れますよ!一連の流れを説明した動画もありましたのでご参考にどうぞ。
実際にTel-O-Funで自転車を借りて乗ってみた
1日17シェケル(約500円)なので使わない手はないですね。早速Tel-O-Funで自転車を借りて乗ってみました( ´ ▽ ` )ノ
イスラエル人は自転車を移動手段にしている人が多いイメージでした。
個性派アーティストのショップが立ち並ぶネヴェ・ツェデク(Neve Tzedek)。東京の代官山のような雰囲気。
遊歩道では、子供を遊ばせながらおしゃべりしてるママさんたち。日本でもよく見る光景。
歩道にはサイクリングレーンが設けられているので、海外で自転車を乗るのが不安な人も安心だと思いました。
海岸沿いをサイクリングしている時が一番気持ちよかった。
電動の自転車に乗っている人が多かったんですが、これが車に劣らずめちゃくちゃ早い!普通に車道を走ってる人多数。
電動のキックボードもちらほら。イスラエルの乗り物は最先端ですね!!日本では規制やらなんやらで、できないんだろうな~
テルアビブ美術館も近かったので行ってみました。
おわりに
いかがでしたか?
こういった街中の無人サイクルシェアサービスができるのは、テルアビブの治安がいいからなんだと思います。
タクシーは初乗り約15シェケル(約450円)で日本と同じくらいですし、テルアビブはコンパクトな街なので、細かな移動ができる自転車が安くて効率的です。
自転車用レーンもどんどん増えており、安全面でも観光客には地味にうれしいポイント(^o^)丿テルアビブに行ったらぜひお試しください。
イスラエルへ行く前に
イスラエルへの渡航準備に必要な情報をまとめました。参考になれば幸いです♪
ガイドブック編
見知らぬ国へいくのに1冊は持っていきたいガイドブック。以下でおすすめの2冊をご紹介します。
地球の歩き方
朗報です。ついに2019-2020年版が出ました!(笑)私がイスラエルへ渡航したとき(2018年4月)には2015年版までしか出ていなかったので、皆さんが書いたブログをたよりに地道に調べましたが、地球の歩き方があれば情報収集は楽になりますね。
すごいぞ!イスラエル
イスラエルに旅行したとき唯一持っていった本が、みなみ ななみさん著の「すごいぞ!イスラエル」です。イスラエルの基本的な文化から生活スタイル、「なんでそうなの?!」というツッコミどころ満載なイスラエリ(イスラエル人)を、イラストを混じえておもしろおかしく書いています。イスラエルという国民性を広く浅く理解するならこちらの本がおすすめ。
現地ツアー編
イスラエルの現地ツアーはなかなか見つけにくいのですが、VELTRAでは日本語ガイドが予約できます。以下のようなツアーがあるので、滞在日数や予算にあわせてチェックしてみてください。
- エルサレム旧市街とオリーブ山徒歩観光プライベートツアー<日本語ガイド>
- 世界遺産・マサダ要塞+エン・ゲディ国立公園ハイキング+死海で浮遊体験 1日観光ツアー<英語ガイド/テルアビブ or エルサレム発>
- 活気あるスークに教会の鐘が鳴り響く町 ベツレヘム半日観光プライベートツアー<日本語ガイド>
- 世界遺産 エルサレム旧市街+ベツレヘム+カスル・エル・ヤフド+死海浮遊体験 1日観光ツアー<英語ドライバー/テルアビブ or エルサレム発>
宿泊編
ホテルの予約は早ければ早いほど、良い部屋がとれたり、安くなったりします。物価が高いイスラエルで、安くて評判がいいホステルStay Inn Hostelのレビューを書いたので参考にしてみてください。
【宿レポ】エルサレムのゲストハウス「ステイインホステル(Stay Inn Hostel)」宿泊体験記
そのほかイスラエルおすすめホテル!
エルサレム
・マミーラホテル(建築家ピエロ・リによるデザイン)
・キング デイビッド ホテル(エルサレムで最も有名な豪華ホテル)
・ザ ポスト ホステル(立地最高のモダンなホステル)
テルアビブ
・セントラルホテル(ヤッフォ中心部の格安ホテル)
・サン シティ ホテル(バルコニーから街がみられる部屋あり)
・ダビデ インターコンチネンタル(高級ホテル)
・ヒルトン テルアビブ(高級ホテル)
アクセス編
イスラエルの玄関口「ベン・グリオン空港」はテルアビブ市内にありますが、テルアビブを経由せずエルサレムまで直接行くことができます。以下でエルサレムへのアクセス方法(バス・タクシー・シェルート)を紹介してるので、参考にしてください。
イスラエルのベングリオン空港からエルサレムへの移動手段はシェルートがおすすめ!