フィンランド

【フィンランド旅行ガイド】観光・予算・服装・土産・基本情報まとめ

北欧の国フィンランド。

ヘルシンキでの観光はもちろん、かわいい北欧雑貨のショッピングに北欧料理。ムーミンやサンタさんでもおなじみですね。

そんなヘルシンキの観光に必要な情報をぎゅぎゅっとまとめてみました。

おさえておきたいフィンランドの観光情報

フィンランドから日本へのアクセス

日本からフィンランドへはフィンエアーの直行便が利用できます。所要時間は約10時間30分。

時差は-7時間なので、たとえば日本が朝の9時だったらフィンランドは夜中の2時です。

フィンランドのベストシーズンと服装

6〜8月の夏は夜中になっても太陽が沈まない「白夜」にあたり、気温は15〜25℃ほどで過ごしやすいため、観光のベストシーズンといえるでしょう。

服装については、朝晩が冷え込みますが日中は日差しが強いため、薄手の長袖を用意してことをおすすめします。

また、秋〜冬にかけてはオーロラのシーズン。都心のヘルシンキ市内も最低気温がマイナスを上回ることがあるため、防寒対策はしっかりと。

私は年末年始にフィンランドへいきましたが、冬は冬で、クリスマスマーケットやサウナを楽しむことができました。

フィンランドの通貨と両替

EU加盟国なので、通貨はユーロ(€)。1レート≒124.39円(2019年2月現在)。

日本円からユーロへの両替は、日本で両替した方がレートがいいので、できれば出発前にしておきたいところ。

もし現地でユーロ現金が必要になったら、私はクレジットカードのキャッシングをおすすめしています。

「キャッシング=危険」というイメージがありますが、旅好きの間ではクレカでのキャッシングは基本。なぜなら手数料が一番安いから!

手数料の他に返済金利もつきますが、「繰上げ返済」で返済すれば、両替所で両替するよりも有利なレートで現金を引き出せることが多いんです。

また、フィンランドのクレジットカード普及率は世界トップクラスなので一枚は持っていきたいところ。

私がキャッシングでおすすめするクレジットカードは「楽天カード」。

楽天カードはもともとポイント付与率が高いですが、海外でのキャッシングを対象としたポイント還元キャンペーンも頻繁に行われています。

スタンダードカードなら年会費無料なので、作っておいて損はないです。

 

フィンランドの治安

生活水準が高いフィンランドの治安はかなりいいです。

ですが、ここ数年多くなってきているのが旧東欧を中心とした国々からきたプロの窃盗団による犯罪。

ホテルの朝食時、レストランでの会計時などの隙をねらって荷物をうばって逃げたり、置き引きなどが増えているようですので、他の国へ行くときと同じくらいの注意は払ってくださいね。

フィンランドの物価・費用

消費税率が24%と物価はかなり高めです!近隣のヨーロッパ諸国とくらべてもトップクラスで高いでしょう。

ホテルは1泊100ユーロ(約12,000円)以上、外食はファストフード店でも5ユーロ(約620円)〜、500mlのペットボトルが1.8ユーロ(約223円)〜、タクシー初乗りが5.9ユーロ(約733円)〜と全体的に高額です。

 旅費を抑えるコツ
食品には低減税率が適用されています。そのため私と友人はキッチン付きのアパートメントタイプのホテルを予約して、スーパーで食材を買って自炊することで旅行費用を節約していました。

フィンランドの免税手続き

EUではVAT(付加価値税)をEU加盟国の共通税制と定めていますが、私たち外国人旅行者は、帰りに空港で支払い済みのVATを払い戻してもらうことができます。

特にフィンランドはVATの税率がとても高く設定されているため、免税手続きをすることで馬鹿にならない額が返ってくるはずです。

詳細は以下にまとめていますので参考にしてください。
 【ヨーロッパ】簡単!VAT(付加価値税)の免税手続き、空港での申請方法について

フィンランドの世界遺産

フィンランドの世界遺産は7つあります。

①スオメンリンナの要塞群
②ラウマ旧市街
③ペタヤヴェシの古い協会
④ヴェルラ粉木・板紙工場
⑤サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
⑥シュトゥルーヴェの測地弧
⑦ハイ・コーストとクヴァルケン群島

特に①スオメンリンナの要塞群は首都ヘルシンキからフェリーが出ていて、半日で観光ができます。

フィンランドの現地ツアー

現地ツアーを予約できる「VELTRA」は日本語で24時間オンライン予約ができるのでおすすめ。

ヘルシンキ市内観光から、映画「かもめ食堂」ロケ地ツアー、北欧雑貨ショッピング、教会めぐりツアー、オーロラ鑑賞ツアーなど、ツアーの種類も豊富です。

 ゜:*★フィンランドのオプショナルツアー予約VELTRA★*:°

フィンランドのおすすめガイドブック

見知らぬ国に行くなら1冊は持っていきたいガイドブック。おすすめは以下の3冊。「北欧」のくくりで出版されているものはどうしても内容が薄くなってしまうので、 フィンランドだけにフォーカスしているもので厳選 しました!

・aruco

最近の海外旅行に持っていく率が高めな「aruco」。「地球の歩き方」の編集室が出しているガイドブックなので、小さいのに情報量が豊富。特に旅好き女子をターゲットにしており、フォトジェニックなスイーツや観光スポットの最新情報が載っています。

・るるぶ

雑誌サイズなので写真が大きくてみやすく、旅行プランがイメージしやすいのがいいところ。私は旅行プランをたてる前にるるぶをざっと一読してから旅程を組むことが多いです。

・3日で回る北欧ヘルシンキ

ヘルシンキの街歩きとショッピングにフォーカスした本。ガイドブックには載っていないような地元民から愛されるお店がおおく載っており、より深くヘルシンキという街を知りたいなら絶対この1冊!「3日で回る」というテーマもいいですね♡

フィンランド基本情報

これから旅するフィンランドの歴史や文化、習慣など、出発前に基本情報を少しだけ調べておきましょう。観光はもちろん、買い物や食事するときなど、現地の人とのコミュニケーションがもっと楽しくなるはずです!

正式名称フィンランド共和国
人口約550万人
面積33万8435㎢(日本とほぼ同じ)
首都ヘルシンキ
政体共和制
民族フィンランド人、スウェーデン人、サーメ人
宗教プロテスタント
言語フィンランド語、スウェーデン語(英語は通じる)

フィンランドの歴史

世界でもっとも生活水準の高い先進民主主義国、福祉国家の一つに数えられるフィンランド。これまでの歴史をざっくりご紹介。

  • 紀元前1〜8世紀
    原始部族時代
    スオミ族がフィンランド湾南岸から上陸
  • 12〜18世紀
    スウェーデン統治時代
    スウェーデンを中心とする北方十字軍の侵攻を受け、この頃キリスト教が広められる
  • 1809年
    ロシア統治時代
    スウェーデンの大敗によりフィンランドはロシアへ割譲。しだいに独立の気運が高まる
  • 1917年
    独立時代
    ロシア革命によるロシアの崩壊に乗じてフィンランドの独立達成。
  • 第2次世界大戦〜現在
    欧州トップの福祉国家へ
    1952年にはヘルシンキオリンピック、1955年の国連加盟を皮切りに、経済や社会面でも急速な発展を遂げた

フィンランド人にとってサウナは超重要!

サウナの起源は2000年前以上にもさかのぼり、フィンランド文化においてとても大切な要素とされています。なんとフィンランドにあるサウナの数は人口約540万人に対し200~300万個といわれているほど。

自宅にもサウナを設置している家庭が多く、国民にとってはサウナが日常の一つであり、なくてはならないものです。

フィンランドへ行った際は、地元の人たちと一緒にサウナでゆっくり過ごしてみましょう。

ヘルシンキのサウナ「Kuluttuuri Sauna」へ行ったときの記事もあわせてどうぞ!
 ヘルシンキ「クルットゥーリ・サウナ」日本人デザイナー監修のおしゃれサウナに行ってきた

虫歯が少ないフィンランド人

フィンランドといえばキシリトール。白樺の樹脂からとれるキシリトールは日本でも虫歯予防で知られていますよね。

「『歯』に投資するということは『人間』に投資すること」という人間そのものを国の資産と考えるフィンランド。

治療をするために歯医者に行くのではなく、歯の病気にかからないために歯医者に行くという考え方はとても勉強になります。

市内で買い物をしていても、キシリトールのガムや歯磨き粉など、たくさんの種類が売られています。

フィンランド人は照れ屋が多い

日本人によく似ていると思いますが、照れ屋さんが多いです。

ヘルシンキで新年のカウントダウンをしたんですが、新年になった瞬間は、盛り上がらなすぎて年を越したのかわからなかったほどですw

ただし義理や人情には厚く、親しくなると「一生の友達」になることが多いんだそう。

私と友人も旅行中にたくさんのフィンランド人の優しさにふれました。

フィンランドのお土産

北欧デザインは日本でもインテリアとして、アートとして人気のあるデザイン。北欧の中でもフィンランドは、「ittala」や「marimekko」のデザイナーを輩出した北欧デザインの代表国です。

そんなフィンランドのおすすめなお土産をまとめていますのであわせてチェックしてみてください♪
 フィンランドで買いたい!おすすめのお土産15選~食べ物・雑貨・コスメ~

フィンランドのおすすめホテル!
 グロ ホテル クルービ(人気ホテル)
 グロ ホテル アート(お城を改築したアートホテル)
ラディソンブル シーサイド(綺麗でリーズナブル)
アーランコティ(アパートメントタイプ)
ホテル ファビアン(ブティックホテル)

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