2019GWの東欧旅行にて。ひょんなことから写真を見つけ、「ここは絶対に行ってみたい!」と思ったのがスロバキアにある廃墟の城・スピシュ城でした。
今回はポーランドのクラクフからバスに乗ってスロバキアへ入りました。
レヴォチャやコシツェに1泊してから日帰りでスピシュ城を訪れる人が多いですが、私は夜のライトアップも見たかったので、スピシュ城の城下町であるスピシュスケー・ポドフラディエに宿泊することに。
スピシュ城の概要・開城時期・料金
まずはスピシュ城についてさらっと。
概要
スピシュ城はスロバキアのみならず、ヨーロッパでも最大級の大きさを誇る中世の城。1993年に世界遺産に登録されました。
城がたっている標高634mの丘は旧石器時代から利用された天然の要塞で、ケルト人やスラブ人、マジャール人もこの城を利用したといいます。
チェコ=スロバキア共和国時代の1970年代から復元プロジェクトがたちあがり、現在も修復がすすんでいるんです。
開城時期・時間
せっかく行ったのに入れない!なんてことがないよう、スピシュ城に入れる時期と時間帯を載せておきます。
5月〜9月 | 9:00〜18:00 |
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10月/4月 | 9:00〜16:00 |
11月 | 10:00〜16:00 |
12月〜3月 | 入城不可 |
12月〜3月は中へ入ることができないので注意してくださいね!いちばん開城時間が長いのは5月〜9月です。
料金
料金は以下。(2019.5時点)
大人 | 8ユーロ |
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19-26歳学生/高齢者 | 6ユーロ |
6-18歳 | 4ユーロ |
6歳未満 | 無料 |
家族グループ※ | 19ユーロ |
※家族グループは四人まで。(大人2人子供1人 or 大人1人子供3人 or 大人2人子供2人)
ナイトツアーも実施されていて、ライトアップされたお城を見学できます。こちらは大人が10ユーロ。
いざスピシュ城へ
宿を出発して、スピシュ城に続くトレッキングロードの入り口へ。
入口のマップをつけておきます。
ここからスタート。
石畳が城までつづいています。青空をバックにしたスピシュ城は最高に眺めがいいです。
のぼったところに看板があるので自分の歩きやすいルートを選びましょう。
右:急な道
左:緩やかな道
急な道は疲れますが、早く着くので右を選びました。
けっこう息があがる。途中のベンチで休憩をはさみつつ登っていきます。
15分くらいで到着。
受付で大人料金の8ユーロを払って入場します。
お城のマップをもらってそれを見ながら回っていきます。
廃墟なだけあって、補修工事がかなり進んでいる様子。マップに載っているけど見れない場所もいくつかありました。
砲手台があったところからの眺め。ついついのぞいちゃいますよね♪
スピシュ城の中にはミュージアムもあり、当時ここでどんな生活をしていたかを見ることができます。
中世ならではの拷問部屋・・想像するだけで痛い。
教会もありました。たまにイベントが行われているよう。
外へ出ると、広ーーい城郭の中庭が。
砲台が狙う先には何があったんでしょうか。
観光客が少なめだったので、スピシュ城をバックにセルフィー成功。w
リスがいっぱいいたよ。
というわけでスピシュ城観光は終わり。廃墟好きにはおすすめです♪
おすすめはスピシュ城の城下町に宿泊すること
きっとスピシュ城を訪れる人は、レヴォチャやコシツェに1泊してから日帰りの人が多いと思います。
が、私のおすすめはスピシュ城の城下町であるスピシュスケー・ポドフラディエに泊まること。
あまり知られていませんが、スピシュ城は夜になるとライトアップされるんです。ぜひ夜のスピシュ城も堪能してほしいところです。
スピシュスケー・ポドフラディエに宿泊するなら以下の3つがおすすめ。
A+S ペンジオン ポザモック
ここのポイントはなんといっても立地。宿の敷地内にいてもかなり近くにスピシュ城が見えます。
宿に併設のレストランで食事をしながらライトアップを見れるので、最高にロマンチックな気分が味わえること間違いなしです。
ペンジオン ハルプカ
Booking.comの口コミランクが9.7とめちゃくちゃ評価が高いところ。(2019.6調べ)
「キャッスルビュー」という部屋タイプなら、部屋からスピシュ城がしっかりと見えます!
私の調べた日程では満室なほど人気だったので、早めに予約してしまいましょう。
ペンジオン セント マーティン
上記の2つよりスピシュ城からは少し遠ざかってしまいますが、私が泊まったこちらもおすすめ。
修道院のような建物の中は、雰囲気がとにかくかわいい。
部屋はこんな感じ。シャワー、トレイの水回りも問題なしです。
宿の中にあるレストランも超かわいい。ガーデンレストランもありました。
1泊4,000円くらい。スロバキアのコスパのよさは最強です。