チェコ

歴代の王の居城・プラハ城訪問記。行き方・料金・Bコースの見どころを徹底解説!

2019年GWのチェコ旅行にて。プラハ観光ナンバーワンのプラハ城はやっぱり見ておきたかったので、朝早くから行ってきました。

観光コースはコースA、B、Cとありますが、私はBコースでけっこう満足しました。

以下ではそれぞれのコースで何が見れるのか、そしてBコースで観光したレビューをしていきます!

プラハ城ってどんなところ?

まずは簡単にプラハ城について。中世の街並みが残るプラハでひときわ目立つプラハ城は、小高い丘に堂々とそびえる歴代の王が住んでいたお城です。

現在の姿に完成したのは、プラハが最も栄えた14世紀のカレル4世の時代。敷地には旧王宮や協会などが建っています。

プラハ観光の王様ですね。定番だけど、見逃せません!

プラハ城の観光コースと料金

プラハ城を観光するには、観光コースを3種類の中から選ばなけれないけません。以下を参考にして、チケットカウンターでスムーズに買えるようにしておきましょう!

コースA

入れるのは聖ヴィート大聖堂、旧王宮、プラハ城資料館、聖イジー教会、黄金小路、ダリボルカ、ロジュンベルク宮殿。3つの中で一番ボリューミーなコース。余すことなくぜんぶ見てまわりたい人はこのコースがよいでしょう◎値段は大人350コルナ(約1,600円)。

事前情報では火薬塔もコースAに含まれていたんですが、火薬塔を見るには別途料金70コルナが必要になっていました。(2019.5.5時点)

コースB

入れるのは聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金小路、ダリボルカ。Aコースと比べると、プラハ城資料館と火薬塔がコースに入っていません。このコースを選ぶ人が一番多いんじゃないかな?料金は250コルナ(約1,180円)。

コースC

入れるのは聖ヴィート大聖堂の宝物展、王宮美術館。チェコの美術関連に興味がある人はいいかもです。料金は350コルナ(約約1,700円)。

今回私は聖ヴィート大聖堂黄金小路が目当てだったので、コースBにしました。

Bコースでプラハ城を観光してみた!

朝9時ごろにプラハ城に到着。団体のツアー客がセキュリティゲートに並んでいたので、私もそれにならって並ぶ。横入りとかよくあるので負けずに頑張りましょう。

セキュリティゲートの入り口

セキュリティを終えて入城

簡単なセキュリティチェックを終えて中へはいると、迫力満点の聖ヴィート大聖堂が見えてきました。

セキュリティを通過したあとはそんなに混んでない

衛兵さんも立派に任務を全うされてました。本当に直立不動なんだ・・彼らが動くのは、正午の衛兵交代式のときだけみたい。トイレに行きたくなったらどうするのかな?!

直立不動の衛兵

まずはチケットを購入

チケットがないとどこも見れないので、まずはチケットを購入。第2・第3の中庭にそれぞれチケット売り場がありました。

これは正午あたりの状況。9時半ごろはこんな混んませんでした

私はコースB(聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー協会、黄金小路、ダリボルカ)を回るチケットを購入。

チケットは、買った日とその翌日の2日間有効。チケットの裏側にプラハ城の地図と回るコースが記されてるので、それをみながら回ることができます。

チケットを買えたらどんどんコースを回っていきます。

迫力満点の聖ヴィート大聖堂

まずは迫力満点の聖ヴィート大聖堂へ。

見上げると首が痛い
聖ヴィート大聖堂の中の様子

ロマネスク様式の教会として930年に建てられたあと、最終的にゴシック様式で20世紀に完成した大聖堂。迫力がすごくて、入った瞬間は口がポカンとあいていました。

約2トンの銀でつくられたヤン・ネポムツキーの墓碑

ここには見どころがたくさんありますが、私が楽しみにしていたのはチェコの奇才・ミュシャのステンドグラス

ミュシャのステンドグラス

聖ヴァーツラフを真ん中に、聖キリルや聖メトディウスなどチェコにゆかりのある聖人たちが並んでいます。繊細な絵のようなステンドグラスにうっとり。ああきれい。

歴代の王宮として使われていた由緒ただしい場所・旧王宮

次に、16世紀まで歴代の王宮として使われていた旧王宮へ。アーチ型の天井が特徴的なヴラディスラフホールは当時ヨーロッパ最大だったんだそう。

旧王宮内のヴラディスラフホール
現在は大統領選挙などに使われているそうです。

ホールのバルコニーからはプラハの街を見渡すことができます。

隠れビュースポット!

中央広場の屋台で休憩。トゥルデルニークがめちゃうま

ちょっと早いんじゃないの?と思われそうですが笑。いいところに屋台が広がっていたのでちょっと休憩😚

いろんな食べ物屋さんがある。お酒もあった!

食べるのはもちろんトゥルデルニーク。チェコの国民的お菓子です。とっても甘くて体力が回復するので、プラハ観光中に疲れたらすかさず食べてました。

チョコトッピング

城内最古の教会・聖イジー教会

次は920年に完成した、城内で現存する最古の教会である聖イジー教会へ。

聖イジー教会の入り口

現在の姿は1142年に再建されたもので、17世紀には初期バロック様式のファザードがつくられたそうです。

音響のいいホールとしても有名で、国際音楽祭「プラハの春」ではコンサートホールとしても使われているそう。

この中には修道院もあり、展示品は目を引くようなものが多かったです。

カラフルな家々がかわいい!黄金小路

最後に黄金小路を訪れました。小さな路地に並ぶ小さな家々は1597年にできたそうで、現在はショップやギャラリーになっています。

入ってすぐの建物には、中世の兵士が身につけていた鎧や武器が展示してあり、けっこう面白かったです。

ここから入る。中はけっこう広い
鎧にもいろんな種類があったんだな〜
錬金術師の部屋らしい・・

ショッピングも少ししました!黄金小路にある、キュートなブックマーク専門店「コロス・アルケミスト」へ。

チェコの工房でつくられるユニークなチャームがついた革ひものブックマークが人気だそうで。何かの雑誌でみて、絶対に行こうと思ってたところ♪

No23の建物に入ってます
種類がありすぎて悩む

2つ購入しました🤩!お土産にいいかな?と思ったけど、ちょっと高かったので自分用。

これにてプラハ城の観光は終了です。ゆっくり回って3時間くらいでした!見どころがたくさんで今回は飛ばしたところは、チェコ再訪したら行きたいな〜

チェコへ行く前に!

チェコへ行く前に役立つ(かもしれない)情報をまとめました。参考になれば嬉しいです!

ガイドブック編

はじめて行くのに1冊は持っていきたいガイドブック。おすすめは以下。

旅のヒントBOOK

私のおすすめはイカロス出版の「旅のヒントBOOK」。見やすいデザインと女子好みな情報がたくさんつまったお気に入りの一冊。また、定番だけではなく少しマニアックな観光スポットが載っているのがポイント。

aruco

arucoは「地球の歩き方」が出しているガイドブックで、小さいのに情報量が豊富。特に旅好き女子をターゲットにしており、フォトジェニックなスイーツやスポットの最新情報が載っています。

宿泊編

ホテルの予約は早ければ早いほど、良い部屋がとれたり、安くなったりします。

プラハのDream Hostel

今回筆者が泊まったのは、2018年12月にできたばかりのDREAM Hostel(ドリームホステル)。「立地がよくて、安くて、おしゃれ」の三拍子のホステルでしたので参考にしてみてください。

 プラハのおしゃれゲストハウス!ドリームホステル宿泊レビュー

そのほかプラハのおすすめホテル!
K+K ホテル セントラル プラハ(オペラ劇場を改装したホテル)
グランディオール ホテル プラハ(リーズナブルな5つ星)
ベトレム クラブ ホテル(リーズナブルで立地最高)
ベスト ウエスタン プラスホテル(人気の4つ星ホテル)

交通編

列車で迎えた朝

プラハからクラクフまで夜行列車で移動したんですが、これが想像以上に快適で素晴らしい体験でした!ガタンゴトンと音がする列車の中で目覚めると、外の景色がガラッと変わっている光景をみると、旅気分がさらに盛り上がります。ヨーロッパの陸路移動の参考にしてください。

 プラハからクラクフの夜行列車が超快適だった。予約方法・料金・乗車記

観光編

中世の街並みが色濃く残るプラハは「おとぎの町」や「世界で一番美しい町」と言われますが、見どころは街並み以外にもたくさんあります。見どころを一部ご紹介しておきます。

 

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