フィンランド

【ヘルシンキ旅行記】岩をくりぬいた洞窟教会 テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)

北欧デザインは日本でもインテリアとして、アートとして人気のあるデザインですよね。

北欧国の中でもフィンランドは、「ittala」や「marimekko」のデザイナーを輩出した北欧デザインの代表国といえるでしょう。

ヘルシンキ

そんなフィンランドの首都ヘルシンキのデザインの領域は、食器や家具だけでなく、教会や礼拝堂まで及びます。

今回はヘルシンキの荘厳な岩の教会、テンペリアウキオ教会に行った感想を書きます!

ヨーロッパの教会らしからぬデザインに惹かれ、ずっと訪れてみたかったこの場所。

想像をはるかに超える素晴らしさに、このフィンランド旅一番の感動を味わうことができました。

テンペリアウキオ教会の基本情報

別名「ロックチャーチ」と呼ばれるテンペリアウキオ協会は、氷河期から残る天然の岩をくりぬいて造られた教会です。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

1930年に建設が始まりましたが、第二次世界大戦で頓挫し、その後デザイナーユニットのティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟により再設計されたのち、1969年に完成したそうです。

岩肌がむきだしになった教会のなかに一歩足を踏み入れると、天からふりそそぐような神秘的な自然光が祭壇を照らします。

ヘルシンキ市民にとって、テンペリアウキオ教会で結婚式を挙げることは「夢」なんだとか。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

アクセス

市内中心地からトラムに乗って、 Sammonkatuで下車すると、低くて大きい建物が見えると思います。

トラムの駅からすぐ近くなのですが、教会の入口にわからず、初めは通り過ぎてしまいました。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

こちらが入り口なんですが、外から見ると、とても教会とは思えません。

まだ教会が開いていなかったので、丘の上に登ったりして散策します。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

ここがちょうど教会の天井。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

ようやく開いたので、入場料3ユーロを払ってさっそく中へ。

教会のなかは想像よりはるかに広いです。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

天井の梁と梁のあいだには合計180枚にもなるガラスがはめられており、自然光が入ってきてとても明るいです。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

大きく立派なパイプオルガンがありました。

内壁が岩盤のため、音響効果が高く、コンサートホールとしても使われるそうです。

ヘルシンキのテンペリアウキオ教会

定期的にオルガンの演奏が聞こえてきます。

教会の空間を活かした音色を、ゆっくりと聴いている時間はとても贅沢なものでした。

6〜8月の月〜金曜10:00〜14:00には、音響の良さを活かしてピアノ演奏が行われるそうなので、タイミングが合うのであれば、コンサートの開催日に合わせて訪問するのがお勧めです。

 テンペリアウキオ教会 基本DATA
住所: LUTHERINKATU 3, 00100 HELSINKI, FINLAND
TEL : (09)23406320 /
アクセス: ヘルシンキ中央駅(CENTRAL STATION)から徒歩12分、トラム2.3番Sammonkatuより徒歩 5分。
入場料: 3ユーロ
営業時間: 10〜17時
公式サイト: http://www.helsinginkirkot.fi/fi/kirkot/temppeliaukion-kirkko

フィンランド準備:ガイドブック編

見知らぬ国へ行くのに1冊は持っていきたいガイドブック。おすすめは以下です。

aruco

arucoは「地球の歩き方」が出しているガイドブックなので、小さいのに情報量が豊富。特に旅好き女子をターゲットにしているので、デザインもかわいくシンプルに仕上がっていて見やすいです。

地球の歩き方

個人旅行なら地球の歩き方を持っていれば間違いないでしょう。都市間の移動やホテルの情報も、マイナーな都市までしっかりカバーしているのが心強いですね。フィンランドだけではなく近隣の国も周遊するようならこの一冊で十分。

 

フィンランド準備:お土産編

北欧デザインは日本でもインテリアとして、アートとして人気のあるデザインなので、お土産もかわいいものがたくさんあります。

以下でフィンランド土産をまとめているので参考にしてください♪
 フィンランドで買いたい!おすすめのお土産15選~食べ物・雑貨・コスメ~

\フィンランドの記事をまとめて見る/
フィンランドカテゴリ記事一覧