アジア

【ネパール】登山初心者がアンナプルナトレッキングに挑戦①【現地ツアー】

山々の国、ネパール。
2018-2019の年末年始で一人旅で行ってきました!

今回のネパール渡航の目的は、「 ヒマラヤ山脈からご来光を見る」ことです。

私はトレッキングをするにあたり、事前に現地のトレッキングツアー会社、Polar Trekking& Expeditionでガイドツアーを申し込んでいましたが、 ネパールでのトレッキングに必要な許可証TIMSの手配や、 宿泊施設の予約などまとめてやってくれたので初心者の方は現地ツアーを申し込むことをおすすめします!

トレッキングのルートは以下。

標高3,210mのプーンヒルを最高地点とした、3日間にぴったりなコースです。

一日目 ポカラ→(車)ウレリ→ゴレパニ(ロッジ泊)
二日目 ゴレパニ→プーンヒル →ゴレパニ→タダパニ(ロッジ泊)
三日目 タダパニ→ガンドルック→ナヤプル→(車)ポカラ

本記事は一日目、ポカラ〜ゴレパニの記録です。

アンナプルナトレッキングのコースと料金

ネパールで人気なトレッキングのエリアは、エベレストがある「サガルマータエリア」ポカラ地方にある「アンナプルナエリア」 です。

私はポカラにいたのでアンナプルナエリアでトレッキングをしまし た。

アンナプルナトレッキングといっても日数やコースにさまざまな種類があり、一番メジャーなABC(アンナプルナベースキャンプ) トレッキングは6〜 10日間くらいで日程を組む人が多いようです。

しかし私の場合はトレッキングにあてられる日数が少なかったため、2泊3日の標高3,210mのプーンヒル(Poon Hill) トレッキングにしました。

ツアーの金額は以下すべて込みで34,800ルピー(約35,000円)

山に詳しいガイドが三日間ついてくれることを考えると安いと思います。

 ツアー料金に含まれているもの
・3日間のガイド
・3食×3日分
・ロッジの宿泊×2泊分
・必要な時のコーヒー、紅茶、軽食
・TIMS許可証発行

なお、チップは料金に含まれていたため、このほかに追加料金がかかることはありませんでした。

プーンヒルトレッキング1日目

7:00 ポカラの宿を出発

朝の7時にガイドさんが私の泊まっている宿に迎えに来てくれました。

宿の朝食をいそいでお腹につめこんで出発です!

ポカラからトレッキングのスタート地点であるウレリまで、 ジープで2時間半くらいかけて移動します。

山道をガッタンゴットンゆられながら登っていくので車酔いしないように必死w

車酔いした状態で登山なんて考えただけでも恐ろしい(^-^ ;

道中で休憩を挟んでくれました。

サクサクしたドーナツのようなネパール菓子のロッティ。甘くて美味しいです。

10:00 ウレリ到着

なんとか車酔いせずにウレリに到着しました。ここからは自分の足で登っていきます。

お供してくれるガイドはグルン族のBeezay。なんと私と同い年の28歳にしてトレッキング歴10年の大ベテランです。

三日間よろしくね!

ここから午後いっぱいをかけて、 今日の宿泊場所であるゴレパニを目指します。

12:00 バンタンティ村でランチ

ランチは途中のバンタンティという村で食べました。

ここですでに標高2,300m。歩いているときは汗ばむくらいだったけど、 止まると風が冷たいことに気づき、急いでダウンをはおります。

かなり気をつかって体温調節する必要がありそう。

ここではネパール料理のダルバートとMOMO(モモ)を注文しました。量がしっかりあって美味しい。

13:00 バンタンティ村を出発

食べ終わったらさっそく歩きを進めていきます。

巨大な岩を発見!

山では荷物を運ぶ手段として、馬が大活躍しています。

トレッキングをする人は馬がきたら道を譲ってあげましょう。

途中で雪が降ってきました!風がほとんどなかったので、 しんしんと降る雪にみとれながらのんびり歩きました。

16:00 ゴレパニ到着

本日の宿泊場所であるゴレパニに到着しました!

一日目は登りがメインで息切れが半端なかったですが、 なんとか登りきりました〜〜!!

こんな高さまで自分の足で登ったのは人生で初めてだったので、地味に感動しました。

今夜泊まるロッジにチェックイン。事前にツアー会社が予約してくれていたところです。

お部屋はシングルベッドとテーブルが設置してあるだけのシンプルなかんじとなっています。

暖房はありません!!汗

が、3階のダイニングへいくと、 宿泊者たちが焚き火を囲んで輪になっているので、 そこで暖をとることができます。

19:00 夜ごはん

夜ご飯をダイニングで済ませたあとは、 Beezayと次の日のトレッキングコースを確認。

食後のミルクティーを飲んでいたところに、いきなり大音量のネパール音楽が。

(!?)

ヨーロッパの団大客がはじめに踊りだして、そのあとみんな次々と参加していき、 ダンス大会になりましたw

Beezayが踊りたそうにしてたので、 行ってきていいよwといったら「一緒に踊ろう!」 となかば強引に連れていかれ、勢いで踊りましたヽ(´▽`)/

ネパール音楽はアップテンポのものが多いのでとても楽しかったです。

標高2,860mの極寒の地で、まさかこんな愉快な体験ができるとは思いませんでした♡

21:00 就寝

次の日は早朝5時にプーンヒルへ出発する予定だったので、 はやめに部屋へ戻ります。

Beezayが寒いからと、毛布をもう一枚持ってきてくれました。

さらに、私の水筒に熱湯を満タンにいれてきてくれて、 それをホッカイロ代わりにしたおかげでだいぶ布団が暖まりました 。心遣いに感謝。

寝るときはタイツとトレッキングパンツを重ね履きして、 上は長袖にフリースジャケット、ダウン、 帽子とマフラーを着用して寝たら、途中で暑すぎて起きました。笑

が、これくらいの防寒をすることをおすすめします。

次の日は今回のトレッキングの目玉である「プーンヒルからの日の出」を見に行きます!!

 【ネパール】アンナプルナトレッキング3日間②: プーンヒルご来光〜タダパニ

ネパール準備:ガイドブック編

見知らぬ国へいくのに1冊は持っていきたいガイドブック。おすすめの2冊をご紹介します。

旅のヒントBOOK

私のおすすめはイカロス出版の「旅のヒントBOOK」。見やすいデザインと女子好みな情報がたくさんつまったお気に入りの一冊です。

地球の歩き方

旅人御用達の「地球の歩き方」は、最新の2018-2019年版が出ています。

ネパール準備:宿泊編

ホテルの予約は早ければ早いほど、良い部屋がとれたり、安くなったりします。ポカラにある、部屋からのヒマラヤビューが最高なホテル「Himalayan Front Hotel」のレビューを書いたので参考にしてください。

 部屋からヒマラヤビュー!おすすめホテル「ヒマラヤンフロント」宿泊レビュー

そのほかネパールおすすめホテル!
カトマンズ
ザ ドゥワリカズ ホテル(太平洋アジア観光協会の遺産賞受賞)
ハイアット リージェンシー カトマンズ
(伝統的なネパール様式)
フジホテル
(格安の日本人宿)
ポカラ
ダ ヤトラ コートヤード ホテル & リゾート
(湖畔沿い)
ポカラ バティカ
(立地抜群)

ネパール準備:アクセス編

日本からポカラへの直行便は2019年3月現在なく、カトマンズを経由する必要があります。以下ではカトマンズとポカラ間の移動手段についてまとめているのでご参考にしてみてください。

 カトマンズ⇄ポカラの移動方法。飛行機・バス・タクシーのメリットデメリットをそれぞれ解説

ネパール準備:宗教編

「人間よりも神様が多い国」といわれるネパールは神秘的なイメージが強い国。ネパールは、つい十数年前まで世界で唯一ヒンドゥー教を国教としている国でしたが、政教分離によって仏教徒も多くあらわれました。そんなネパール独自の仏教・ヒンドゥー教の信仰についてご紹介する記事を書きました。これを少し知っているだけで、ネパールの遺跡巡りがもっと楽しくなるはずです!

 ネパール独自の仏教・ヒンドゥー教とは?それぞれの聖地もご紹介

ネパール準備:アクティビティ編

ネパールでアクティビティをするならトレッキングとパラグライダーがおすすめ。トレッキングでは地上から、パラグライダーでは空からヒマラヤ山脈を満喫することができます。せっかくならどちらもトライしてみましょう♪

 ポカラで人生初のパラグライダー体験!ヒマラヤを見ながら空中散歩♪

 絶景の連続!ネパールトレッキング2泊3日。ツアー手配方法、費用、コースまとめ

ネパール準備:お土産編

多民族国家で宗教もさまざまなネパール。エベレスト、地震、ヒッピーの聖地などなど本当にいろんな要素があるのでお土産もさまざまです♪特に雑貨が激かわいいです。

 ネパールで買いたい!おすすめのお土産14選〜ばらまき用から自分用まで〜

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