チェコ

プラハからクラクフの夜行列車が超快適だった。予約方法・料金・乗車記

2019年GWの東欧旅行にて。チェコからポーランドへの移動で、ずっと乗ってみたかった夜行列車を利用してみました♪乗ってみた感想としては、「快適すぎてまた使いたい」

ヨーロッパの夜行列車でどんな感じなの?という方に向けて、予約方法や料金、中の様子などご紹介します!

利用した列車について

私が利用した機材はユーロナイト。ヨーロッパ各国を結ぶ夜行列車のことをいいます。

ユーロナイト以外にも、シティナイトライン、セローナイトトレイン、トルストイ、ベルリンナイトなどの愛称がつく夜行列車も存在しますが、メジャーなのはユーロナイトでしょう。

出発駅と到着駅の国が違うので、朝起きてみるとまったく違う街並みがあらわれるのが夜行列車の魅力。タイムスリップした感じがたまらないですよね。

予約方法

今回、私はヨーロッパ鉄道旅行専門企画で予約をとりました。

個人でやっている方なのですが、日本語でしっかり希望を聞いてくれたので安心して予約することができました。届いたチケットはこんな感じ。

また、今回は利用しなかったのですが、レイルヨーロッパというサイトも人気の鉄道予約サイト。プラハ〜クラクフ間で2ヶ月以上先の便が出てこなかったのは私だけ?

「日付」「出発駅」「到着駅」「人数」「片道or往復」を入力して検索すれば、候補がいくつも出てきますので、ちょうどいい時間帯を探してみてくださいね。

レイルヨーロッパで予約する

列車クラス

私が予約したクラス、車両は以下です。2ヶ月前に予約したら、早期割引が適用されていました!

■特別専用チケット ※Euronight機材
区間 プラハ(22:15)→クラクフ(06:16)
カテゴリ 早期割引
車両 一人部屋
煙草 禁煙
朝食サービスあり

部屋ですが、知らない人と同部屋なのは不安だったので、多少お金がかかっても個室を希望しました。

料金

個室のお値段は少々しました。とはいえ夜行列車の個室が楽しみでならない♪

手数料1000円×1名
専用チケット12600円×1名
送料800円

合計金額14,400円

シャワー・トイレ付一人部屋の案も出してもらったんですが、合計32,000円もしたので却下。

発車〜到着までの流れ

いよいよ乗車当日です!22時15分にプラハ中央駅を出発ですが、念のため21時30分には駅にいました。

出発時間の30分前くらいになると、電光掲示板に乗車する列車の出発ホームが表示されるので、指定のホームへ向かいます。

時間になるまでカフェで待機
乗るホーム
ここから夜行列車が出発します

車両番号がよく読めなかったので、チケットを駅員さんに見せて教えてもらった車両へ乗車。ワクワク

ここが私の個室=(^.^)=広い!!

ベッド横には数冊の雑誌、ペットボトルの水が2本用意されていました。

ここを開くと
洗面台!充電もできる

部屋はカードキー式でセキュリティも安心。

車両の端まで歩いていくと、トイレにシャワールームがついていました。夏季にはシャワーを浴びてさっぱりできそうです。

はじめての夜行列車に興奮して寝不足では困るので、ひととおり観察したら本を読みながら就寝。枕元のボタンで照明を調節できます。

朝6時すぎにはクラクフへ到着するので、5時くらいにケータイのアラームをかけておきましたが、部屋に備え付けのアラームがしっかり起こしてくれました。

朝です

車掌さんが朝ごはんを部屋まで持ってきてくれました。シンプルにパンとコーヒーですが、列車の中でむかえた朝に食べるパンはなんだか美味しい・・

そんなこんなであっという間にクラクフの駅につきました。天気はあまりよくない模様。

夜行列車で注意したいこと4つ

楽しい夜行列車での移動でしたが、注意したいポイントが4つあります。

乗り過ごしに注意

深夜の時間帯なので、夜行列車を乗り過ごしてしまうと、次の列車はない可能性が非常に高いです。

また、観光のハイシーズンになると予約も埋まっているはずなので、乗り過ごしには要注意です!出発の30分前行動が無難でしょう。

降り過ごしに注意

各駅に停車する時間は、せいぜい10分程度

私が利用したのはプラハ〜クラクフ、さらにスロバキアまでいく列車だったので、クラクフで降り過ごすと、スロバキアまで行ってしまいます!!

クラクフに到着する前に車掌さんが「君は次で降りるように」と声をかけにきてくれたんですが、毎回がその限りではないと考えておきましょう。

同じ部屋に面倒な人がいると積む

価格が安めに設定されている相部屋の車両の場合、同じ部屋に誰がいるかわかりません。

基本的にはあいさつを軽くかわす程度で、平和に過ごせる場合が多いそうなのですが、夜通し酒盛りをしたり、大声で電話するような人がいると、完全に寝不足になってしまいますよね。

快適に寝るためのアイテムを持っていくと安心かもしれません。

朝着くの早すぎ

夜行列車がつくのはだいたい6時〜7時の早朝。ホテルにチェックインもできなければ、営業しているカフェもまばらです。

私が予約していたホテルは早朝からスーツケースを預かってもらえたので、14時のチェックインまで身軽に観光することができました。

到着日には早朝から対応してもらえるホテルを選ぶのがいいかもしれません。

夜行列車デビューの感想

プラハからクラクフまでの夜行列車デビューは、想像以上に快適で素晴らしい体験でした。

ガタンゴトンと音がする列車の中で目覚めると、外の景色がガラッと変わっている光景をみると、旅気分がさらに盛り上がります。

ヨーロッパ周遊の日程が限られている方は、夜行列車を利用すると効率的にまわることができるので、ぜひ利用してみてください♪