芸術が息づく町プラハでは幅広く芸術鑑賞が楽しめます。
以下では気軽にいけるおすすめのコンサートホールをご紹介します。
プラハのコンサートは毎日どこかしらで開催されているし、服装もジーパンにTシャツでOKなところが多いです。料金もそんなに高くないので、その日に思いついたら行ってみるのが◎。
国民劇場
ドイツ語を強要されていたハプスブルク家による支配の時代、「チェコ語によるチェコ人の舞台を」という信念のもと、各地からの寄付金によって建設された当時のチェコ人たちの夢の劇場。
舞台には「国民が己自身のために」と書かれた刻印があり、プラハの歴史を感じながら芸術鑑賞が楽しめます。
ジャンル:オペラ、バレエ、演劇
チケット:劇場に向かって左奥の建物の1階が売り場。開演45分前には劇場のエントランスで購入できる。事前購入はこちらから。
マップ:Národní 2, 110 00 Nové Město
HP:https://www.narodni-divadlo.cz/en/national-theatre
ルドルフィヌム
カレル橋の近くに位置する、別名「芸術家の家」といわれるコンサートホール。
スメタナの弟子にあたるドヴォルザークの名前がついたドヴォルザーク・ホールは、チェコフィルハーモニーの本拠地でも知られており、毎年5〜6月に開催されるプラハの春音楽祭では、主要な開催地の一つとなっています。
ジャンル:クラシック
チケット:事前購入はこちらから
マップ:Alšovo nábř. 12, 110 00 Josefov
HP:https://www.rudolfinum.cz/
エステート劇場
旧市街に位置する劇場。淡いグリーンがかった建物は、一目みただけでは劇場とわからないかもしれません。
中も840席と大きな劇場ではないですが、内装の美しさはすばらしく、グリーンの壁にゴールドを駆使して飾りたてたインテリアは豪華かつ気品に満ちています。
国立劇場や国民劇場が19世紀に建てられたのに対し、その100年も前の1783年に建設されたのを考えると極めて保存状態がいい立派な劇場です。
また、モーツァルトがヨーロッパで「ドン・ジョヴァンニ」を初演したゆかりのある場所でもあり、モーツァルト関係の演目はほとんどここで行われます。
ジャンル:オペラ・バレエ
チケット:事前購入はこちらから
マップ:Železná, 110 00 Staré Město
HP:https://www.narodni-divadlo.cz/en/estates-theatre
スメタナホール(市民会館)
スメタナホールを有する市民会館は、チェコがオーストラリア=ハンガリー二重帝国に属していた1911年、チェコ独自の文化を象徴する建物として完成しました。
ここでは毎年100を超えるクラシックコンサートが行われていて、特に5月〜6月に行われる「プラハの春」国際音楽祭の会場となっていることで有名ですよね。
ステージ上のオルガンは4814本のパイプからできており、世界最大のオルガンの一つに数えられるそう。
ジャンル:クラシック
チケット:事前購入はこちらから
マップ:nám. Republiky 5, 111 21 Staré Město
HP:http://www.obecnidum.cz/en/
スペイン・シナゴーグ
スペイン・シナゴーグはプラハにある6つのシナゴーグのうち一番新しく、19世紀半ばに建てられました。
スペインのアルハンブラ宮殿をモデルにしており、ムーアスペイン様式のデザインになっています。
礼拝堂の中はオリエンタルで華やかな装飾。観光として訪れるのもよいでしょう◎。
ここでは『ボレロ』『ベスト・オブ・チェコ音楽&世界の名曲』『ハレルヤ』が日替わりで行われており、週4〜5日、夕方にスタートします。
スペイン・シナゴーグ
ジャンル:ジャズ・クラシック
チケット:当日シナゴーグ前で購入できる。
マップ:Vězeňská 1, 110 00 Staré Město
HP:http://www.jewishmuseum.cz/pamatky-a-expozice/pamatky/spanelska-synagoga/
クレメンティヌム
クレメンティヌムはフェルディナント1世が1556年に建てた修道院をもとに建設された、3つの協会、礼拝堂、図書館、天文塔などを併設する巨大な複合建築。
鏡の礼拝堂は、天井のフレスコ画や壁の大理石の細工など、お見事の一言。
ほぼ毎日コンサートが行われており、国民劇場のメンバーによる有名曲ばかりのメドレーを聞くことができます。
クレメンティヌム
ジャンル:オペラ・クラシック
チケット:当日会場で購入できる。事前購入はこちら
マップ:Vězeňská 1, 110 00 Staré Město
HP:https://www.klementinum.com/en/
チェコへ行く前に!
チェコへ行く前に役立つ(かもしれない)情報をまとめました。参考になれば嬉しいです!
ガイドブック編
はじめて行くのに1冊は持っていきたいガイドブック。おすすめは以下。
旅のヒントBOOK
私のおすすめはイカロス出版の「旅のヒントBOOK」。見やすいデザインと女子好みな情報がたくさんつまったお気に入りの一冊。また、定番だけではなく少しマニアックな観光スポットが載っているのがポイント。
aruco
arucoは「地球の歩き方」が出しているガイドブックで、小さいのに情報量が豊富。特に旅好き女子をターゲットにしており、フォトジェニックなスイーツやスポットの最新情報が載っています。
宿泊編
ホテルの予約は早ければ早いほど、良い部屋がとれたり、安くなったりします。
今回筆者が泊まったのは、2018年12月にできたばかりのDREAM Hostel(ドリームホステル)。「立地がよくて、安くて、おしゃれ」の三拍子のホステルでしたので参考にしてみてください。
そのほかプラハのおすすめホテル!
・K+K ホテル セントラル プラハ(オペラ劇場を改装したホテル)
・グランディオール ホテル プラハ(リーズナブルな5つ星)
・ベトレム クラブ ホテル(リーズナブルで立地最高)
・ベスト ウエスタン プラスホテル(人気の4つ星ホテル)
交通編
プラハからクラクフまで夜行列車で移動したんですが、これが想像以上に快適で素晴らしい体験でした!ガタンゴトンと音がする列車の中で目覚めると、外の景色がガラッと変わっている光景をみると、旅気分がさらに盛り上がります。ヨーロッパの陸路移動の参考にしてください。
プラハからクラクフの夜行列車が超快適だった。予約方法・料金・乗車記
観光編
中世の街並みが色濃く残るプラハは「おとぎの町」や「世界で一番美しい町」と言われますが、見どころは街並み以外にもたくさんあります。見どころを一部ご紹介しておきます。
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